【報告】講演会を開催しました!

2022年12月3日(土)、当財団主催による講演会を「すべての子どもや若者の『生きる』を応援できる社会へ」講演会を行いました。
今年も多くの方にご参加いただけるよう、横浜ラポールのご協力のもと同時手話通訳を交えて開催。
3年ぶりの実開催に、新型コロナウイルス感染防止を行いながら人数制限し、11名に参加いただきました。

◆親も子どもの頃に貧困を体験、親に頼れない子どもたち

基調講演では、若者研究の第一人者でおられる宮本みち子氏からは、「1980年代以降に生まれた貧困家庭の親は、自身も子どもの頃に貧困を体験している割合が大きくなっている。この連鎖していく深刻な貧困から、今の子どもたちは親に頼ることができなくなっている」と話されました。
脆弱な社会保障のなかで、若年層まで広がる貧困問題やその裏に潜む「子どもの虐待」についても解説。
このような状況にどのような支援が必要か、ご自身が委員長を務められている、首都圏若者サポートネットワークの活動を含めて、報告していただきました。

◆子どもの自身の声を尊重し、継続的な支援を

次に事例報告として、認定NPO法人子どもてんぽセンター理事長の髙橋温氏より、「子どもシェルターと自立援助ホームにおける取り組み」についての話がありました。
子どもシェルターと自立支援ホームの違いから、それぞれの役割ついて、自立支援ホームの温かい生活の雰囲気も紹介されました。
事例を踏まえての話には、胸を締め付けられるような報告もしていただきました。

今の日本の脆弱な社会保障制度の上では貧困問題は私たちの延長線上の問題であると痛感します。
来場者の方が熱心に聞き入る様子や、先生方へ多くの質問が挙がり、「子どもの貧困について」の高い関心度を実感することができました。

余事務局長から、子どもの貧困について、また財団の取り組みについて説明がありました。

この講演会は、2023年2月上旬にアーカイブ配信します。
講演会では語られなかった宮本みち子氏からのお話も追加されていますので、ご参加できなかった方、また講演会にご参加された方もぜひご視聴ください。
詳細は神奈川ゆめ社会福祉財団ホームページにてお知らせします。