「第1期神奈川ゆめ奨学生交流会」を開催しました
8月26日(日)、横浜市中区桜木町の「青少年交流・活動支援スペース」の研
修室にて、第1期神奈川ゆめ奨学生交流会を開催いたしました。参加者は第1
期奨学生6名とご家族、公益財団法人よこはまユースのスタッフ、アドバイザー
役として現役の大学生、当財団事務局スタッフ8名など合計21名となりました。
会場の「青少年交流・活動支援スペース」は2018年4月にオープン。
公益財団法人よこはまユース(以下、よこはまユース)が運営する、青少年を
対象とした交流活動拠点です。愛称は「さくらリビング」。中高生には「さく
リビ」と呼ばれ、ひとりでも立ち寄れるくつろぎスペースとして親しまれてい
ます。
今回の交流会は、奨学生のみなさんに神奈川ゆめ社会福祉財団の目的や存在意
義を理解していただくことを目的とし、役員や窓口となる事務局スタッフと顔
を合わせて同じ時間を共有することで、当財団が安心して相談できる存在のひ
とつであることを肌で感じてもらえるようにと企画したものです。
よこはまユースのスタッフにも参加いただき、レクリエーションの進行役とし
て会を盛り上げていただきました。
研修室を活用して、手づくりの交流会
交流会の会場は「青少年交流・活動支援スペース」6階の研修室。ランドマー
クタワーが一望できる明るいスペースでふだんはワークショップ等の会場とし
て活用されているそうです。
まずは会場の設営から。掲示物を貼り、机を組み合わせて2つの大きなテーブル
を作り、A、Bそれぞれのテーブルに奨学生、よこはまユースのスタッフ、大学生
当財団のスタッフがまんべんなく着席できるように配置しました。
自己紹介シートを活用して自己紹介を
交流会は三部で構成され、第一部は当財団代表のあいさつを皮切りに、参加者の
自己紹介とランチタイム、第二部はチーム対抗のゲーム大会、第三部は学習支援
や体験学習などの説明が行われました。
第一部の自己紹介タイムは、好きな科目や苦手な科目(スタッフは苦手な仕事)
など、自分を様々な角度から紹介できる自己紹介シートを活用してスタート。
みなさんが恥ずかしそうに自己紹介をする姿が印象的でした。
チーム対抗ゲームは、真剣勝負!?
最初こそ緊張気味だった奨学生のみなさんも、ランチタイムを過ぎた頃からは笑
い声が聞こえるようになり、会場も和やかなムードに。
ゲーム大会ではよこはまユースのスタッフに、ちぎり絵リレーやブロックゲーム
を進行していただきました。
第3部では、現役大学生より会場となった「青少年交流・活動支援スペース」を
どのように活用していたか、大学生活をどんなふうに過ごしているのかなど、高
校から大学と、過去の自分と今の自分を語っていただきました。
彼らの話の中からは「青少年交流・活動支援スペース」を通じて、よこはまユー
スの方々と出会い、相談できる関係性の中でしっかりと自分の進路を考え、成長
してきた様子が感じられました。
4時間半の交流会。
奨学生のみなさんにとっては、初対面の大人たちと会話をしたり、食事をしたり
することに抵抗があったかも知れません。それぞれの予定がある中、ご参加いた
だき本当にありがとうございました。この交流会が、奨学生をはじめ参加者全員
の次の一歩に繋がるきっかけになればと思っています。